重複回避(ライン)は、始点となるセルのすべてに共通の交点があれば、特定の数字の入るセルが格子状に並んでいなくても成立します。ここでは、格子状に並ばない代表的なパターンを紹介します。
3列目と6列目をみると、4を入れることができるのは、#のセルだけです。そこで、左下と中央下ののブロックの#の位置関係をみると、灰色のセルは、黄色のライン上の#を終点とするすべての始点の交点です。 したがって、灰色のセルには、4を入れることができません。黄色のライン(4行目)で4がダブるからです。
追加セルパターンと似ていますが、すべての始点の交点が1つのブロックだけでなく、始点の#がある両方のブロックに現れるの特徴です。 左図では、灰色のセルがすべての始点の交点であり、4をいれることができません。やはり、黄色のライン(4行目)で4がダブることになるからです。
変化形は、拡張形に対しても生じます。 左図は、9の入るセルに着目すると、拡張形に追加セルがあるパターンになっており、灰色のセルは、2本の黄色のラインを終点とするすべての始点の交点です。 灰色のセルに9を入れると黄色の2列(7行目、9行目)に9を3個入れなくてはならなくなり、いずれかのラインで9がダブるからです。