ナンプレの解き方

C. 交点系ロジック(その2)

重複回避(ライン)は、始点となるセルのすべてに共通の交点があれば、特定の数字の入るセルが格子状に並んでいなくても成立します。ここでは、格子状に並ばない代表的なパターンを紹介します。 


C1-3x.重複回避(ライン) 変化形

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C1-31.追加セルパターン(Finned Fish)

3列目と6列目をみると、4を入れることができるのは、#のセルだけです。そこで、左下と中央下ののブロックの#の位置関係をみると、灰色のセルは、黄色のライン上の#を終点とするすべての始点の交点です。
したがって、灰色のセルには、4を入れることができません。黄色のライン(4行目)で4がダブるからです。

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C1-32. 違い棚パターン(Sashimi Fish)

追加セルパターンと似ていますが、すべての始点の交点が1つのブロックだけでなく、始点の#がある両方のブロックに現れるの特徴です。
左図では、灰色のセルがすべての始点の交点であり、4をいれることができません。やはり、黄色のライン(4行目)で4がダブることになるからです。

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C1-33.拡張形 + 変化形

変化形は、拡張形に対しても生じます。
左図は、9の入るセルに着目すると、拡張形に追加セルがあるパターンになっており、灰色のセルは、2本の黄色のラインを終点とするすべての始点の交点です。
灰色のセルに9を入れると黄色の2列(7行目、9行目)に9を3個入れなくてはならなくなり、いずれかのラインで9がダブるからです。